帰国後
飛行機で横断するタイムゾーンの数が多ければ多いほど時差ぼけはひどくなります。
太陽は東から西へ動きます。太陽の動きと同じように東から西へ向かって飛ぶときは、時差ぼけは比較的軽い程度で済みます。しかし太陽の動きに逆らって、東向きに飛んだときは、時差ぼけの症状が非常に重くなり、回復にかかる時間も長くなります。
実は人間の体内時計は約25時間周期で動いているので、東へ向かって一日のサイクルが24時間よりも短くなると、それに体が順応するのが生理的に難しいからです。たとえば日本から時差が7時間のロサンゼルス(アメリカ西海岸)へ行った場合は、現地の時間に完全に順応するためには約10日かかるといわれています。逆方向に同じくらいの距離を移動した場合は、約7日間で順応できます。西方向(ヨーロッパ方面)に旅行した際は、現地に着いてからは比較的ラクですが、日本に帰るときは「東向き」の移動になるために、帰国後はひどい時差ぼけに悩まされることが少なくありません。ちなみに、南北に移動する場合(日本からオーストラリア・ニュージーランドなど)は、時間帯をまたぐことがないため、時差ぼけは発生しません。
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